| 京都府神道青年会 平成二十二年度活動方針 |
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| 会長 稲本高続 |
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先ず以て謹んで聖寿の万歳と皇室の弥栄をご祈念申し上げます。
畏くも天皇陛下におかせられましては、昨年御即位より二十年を迎えられ、国民斉しく感謝と奉祝の誠を捧げるべく全国各地にて盛大に奉祝行事が執り行われましたこと、慶賀の極みに存じ上げます。我々青年神職は、万世一系の皇統を仰ぐ日本の心と正しい皇室のお姿を、これからも広く知らしめて参らねばならないと存じます。
また、神宮におかれましては、第六十二回式年遷宮の諸儀恙無く執り進められておりますこと、お慶びを申し上げる次第です。本年は明治時代に途絶えてしまったお蔭参りの年を迎えており、遷宮奉賛への気運の高まりとともに年を追うごとに神宮への参拝者数が増加していることは大変喜ばしい限りであり、更に広く遷宮啓発・参宮促進に取り組んで参る所存です。
さて、いよいよ明年は当会創立六十周年を迎えるにあたり、此度、記念事業準備委員会を設置してその準備に取り掛かることと致しました。結成当時の昭和二十六年と言えば戦後間もなく、物心ともに疲弊し想像を絶する混乱期であったと存じますが、復興という希望に向かう人々の目の輝きは、決して失われていなかったのではないでしょうか。しかし残念なことに、恵まれた環境下にある現代の方が、人心の荒廃は顕著であると言わざるを得ません。地域の繋がりは希薄になり、家庭内ですら本来の家族のあり方と掛け離れてきているのは火を見るより明らかです。国政においても売国政策や領土問題・防衛問題など国益を損なうことばかりであり、我が国のことでありながら誰の為のどこの国の為の政治なのか、まさに「日本は日本人のものではない」ということが現実になるのではないかと危惧されます。
今一度我々は、日本人の心の拠り所である鎮守の杜にご奉仕する仲執り持ちであることを自覚し、連綿と受け継がれた伝統と誇りを守り、そして途絶えることなく次代へと引き継ぐためにも、見聞を広め一層の自己研鑽に励み、直面する諸問題に対しても会員の総意を持って真摯に取り組み、積極的に活動を展開して参りたく存じます。
各委員会においても、前年度の経験を活かして更に充実した諸事業を実施するべく、各委員長を中心に充分なる検討を重ね、そして実践して頂きたく存じます。それぞれの力が結集してこその青年会であり、様々な経験様々な考えが相俟ってこそ活動内容が大きく膨らんでいくと確信しています。会員一人ひとりの高い意識のもとに、五十九年目の足跡がしっかりと残せることを念願し、本年の活動方針と致します。
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