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京都府神道青年会トップページ > 会長挨拶


ごあいさつ


 先ず以て謹んで聖寿の万歳と皇室の弥栄をお慶び申し上げます。
 神宮におかれましても、諸祭恙無く斎行されておられます事慶賀に存じ上げます。

 此度、図らずも当会の第32代会長という要職を仰せつかる事となりました。素より浅学菲才の身でありますが、皆様方のお力添えを賜りながら、誠心誠意その務めを果たして参りたく存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。

 当会は昭和26年6月、戦後の荒廃の中、国土の復興と日本人の精神の基となる「鎮守の杜」を守ろうと結成され、来る平成23年度には創立60周年を迎える事となります。爾来、神道の研究・教化並びに社会奉仕活動の推進等を活動の柱として、設立当初の精神を脈々と守り受け継ぎ伝えて来られました。これまでの数多の先輩諸賢のご労苦に思いを致す時、今まさにその襷を受け継ぎ、次代へ伝える役目を仰せつかった一人としては、その責務の重大さと伝統の重みに改めて身の引き締まる思いが致します。

 しかしながら急激に変化し多様化する現在の社会において、その活動の根底にある精神は変わらずとも、その手段は柔軟な対応が必要であると考えます。例えばこのようにホームページで挨拶文を掲載することも、近年では取り立てて珍しくもありませんが、一昔前では考えられないことであったと思います。その時々の状況や情勢に即応して、出来得る限りより効果的な手法を検討し、そして実践していかなければならないと存じます。

 以前、当会のある催しの中で、上田正昭先生(京都大学名誉教授・小幡神社宮司)より、「古いものをただ守るのは伝承であり、古いものを守りつつ新しい要素を加えてこそ伝統となる。グローバルな視点を持ち、神道本来のインターナショナルな部分に注目しながら活動を進めてもらいたい」との激励を頂いたことがあります。昨今の混沌とした世情において、まさしく我々青年神職の若い力を結集し、青年神職しか成し得ない事を模索し、日本人の心の拠り所である鎮守の杜から積極的に活動を展開し、その思いを発信していかなければならない時であると存じます。

 会員各位の積極的な参加はもちろんのこと、関係各位の更なるご理解とご協力を心よりお願い申し上げまして、ご挨拶とさせて頂きます。


京都府神道青年会 会長 稲本高続